【子育て情報 就学児編】市川市立の小中学校
~市川クオリティ・ロゴス~ 「言葉の力で 未来を拓(ひら)く 市川の教育」
2025(令和7)年12月に、市川市が小中学校に「言語探求科」を設置するというニュースが流れてきました。ニュースのもとになったのが「市川市教育振興大綱具体化パッケージ」で、冒頭のキャッチコピーがついています。そして、以下の「5つの重点方針」が掲載されていました。
1.「中学校卒業まで」学びの連続性の全校展開2.誰一人取り残さない学びの保障3.世界につながる市川版英語教育4.乳幼児期からはじまる読書環境の充実5.子どもの健康と安全・安心の確保
重点方針の「1.『中学校卒業まで」学びの連続性の全校展開」に関係すると思われるのが、2019(令和元)年に市川市教育委員会が発表した「市川市立義務教育学校の設置に関する方針」です。市川市では、義務教育学校(小中一貫校)化を進めるということです。
○市川市立義務教育学校の設置に関する方針 ― 小中一貫教育の推進 -
市川市については、学校が密集しているエリアもあれば、かなり少ないエリアもあります。JR総武線・東京メトロ東西線の沿線だと、徒歩圏に小学校が数校あるのですが、北部や南部(埋立地)はポツポツと点在している状況です。
以下は小学校の校区を示しています。
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| 23 大町小学校区より |
地図内で赤く塗られて「23」とナンバリングされているのが、大町小学校区です。地区面積は3.15平方キロメートル。
一方、地図内で「14」とナンバリングされている行徳小学校区は、0.99平方キロメートルです。
この地図からも、校区の面積に大きな差があることは一目瞭然です。
なお、小学校の所在地については、市川市のホームページ内に地図で参照できます。
○市立小中学校学校一覧北部地区地図
○市立小中学校学校一覧南部地区地図
また、高層マンション(タワマン)建設で生徒数が増えていっている地区もあれば、少子化の影響を受けている地区もあります。
29階建てのタワマン「リーフシティ市川 ザ・タワー」の建築に伴い、市川市立大洲小学校は鉄骨造で2階建ての教室棟を増築することが決定しました。
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| 市川市立大洲小学校(仮称)教室棟増築工事請負契約についてより |
| 大洲小学校の校庭での工事の様子(2025年8月23日撮影、奥のクレーンはリーフシティ建設工事のもの) |
大洲小学校の近隣にある市川市立宮田小学校については、老朽化のため、建て替えられることが決定しています。建て替えの間、子どもたちはどこで勉強をするのか調べたところ、仮設校舎なしで進めるようです。
本計画敷地内で学校運営を行いながら、原則として仮設校舎をつくらないで校舎建替を行います。ただし、計画により段階的に校舎を建替えることが想定され、その場合は部分的に仮設校舎の建設や工事期間中に屋内運動場や一部教室を利用できない可能性がありますが、学校運営に与える影響が最小限になるように配慮します。また、工事中は屋外運動場が利用できないことが想定され、その場合は大洲小学校・大洲中学校の学校運営の支障とならないように配慮し、同校の屋外運動場を利用します。
また、2022(令和4)年4月に、高谷中学校ブロックの高谷中学校・信篤小学校・二俣小学校は、小中一貫型小学校・中学校、通称「信篤三つ葉学園」がスタートしました。これは「市川市立義務教育学校の設置に関する方針」に基づくものと考えられます。
高谷中学校ブロックについては、周辺道路に工場に出入りする大型トラックなどが多く、「高谷中学校ブロック 義務教育学校の設置に関する検討委員会」という資料では、二俣小学校を高谷中学校に統合した場合の通学の安全性も指摘されていました。
なお、以下の地図で二俣小学校の校区は「20」、信篤小学校の校区は「15」です(青い丸で囲んだ部分)。
高度成長期に、市川市内では特に東京メトロ東西線沿線で人口が急増し、それに対応して小中学校が数多く開校しました。現在の少子高齢化時代には、義務教育学校も含め、どのような学校運営が求められるのでしょうか。インフラをどのように保守・整備するのがよいのでしょうか。
今の小中学生が大人になる2050年には、深刻な人材不足、インフラ老朽化のピークなどが起こると予想されています(2050年問題)。
加えて、在住外国人数も増えています。市川市の人口の状況では、2012年に外国人比率が谷になってから、増えていることがわかります。
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| 市川市の人口の状況より |
広報いちかわ2023年6月17日号には、2023年3月末の国籍別人口が掲載されています。
在留外国人統計(旧登録外国人統計) / 在留外国人統計(調査年月2024年12月)で市内在留外国人数を確かめてみたところ、やはりアジア国籍の外国人が多いことがわかりました。ちなみに、男性が1万1349人、女性が1万896人です。
最後に、あくまでも個人的な経験ですが、小中学校については、その年に在籍している生徒や教員によって、雰囲気その他がガラリと変わります。親の間でのうわさ話も、「○○学校は△年前は××だったけど、今は……」的な内容になりがちです。
つまり、さまざまな要素の影響を受けるため、小中学校についてネットで調べても、その情報はあまりあてにならないということです。「どんな学校だろう」と心配して情報をひたすら集めるよりも、地域の大人として、そして親として、どのような学校運営を望むのかを検討して、受け身にならずに行動することのほうが、子どもたちの教育に役立つような気がしました。繰り返しますが、個人的な見解です。






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