市川市議会議員になるには、何をすればいいんだろう? ~全国の市議会議員の52.8%は兼業だった!

 「議員に立候補する予定です」というご連絡を受ける機会があり、「地域に根差した人が、政治に参加してほしい」と喜んだのですが、「さて? どんな手続きがあるんだろう」と改めて考えてしまいました。
 市川市のサイトを見たところ、議会についての説明はあったものの、議員のなり方については見当たらず、個人的に探してみることにした次第です。

 まず、ごく当たり前の話ですが、市川市議会議員になるには立候補しなければなりません。
 ただ、誰でも立候補できるわけでもなく、「満25歳以上の日本国民で、3カ月以上、市川市内に住所がある人」となっています。
 ちなみに、「3カ月以上」という条件は、立候補する権利(被選挙権)だけでなく、投票する権利(選挙権)にも関係しています。
 理由は「地方公共団体=地縁的社会という面から、その代表者の選出に当たっては、一定の居住関係の存在が必要であるといった観点を考慮」したからのようです。

 新潟市のサイトに、立候補の届け出のやり方が説明されています。

 このサイトによると、次の手続きが必要のようです。

(1)立候補予定者説明会(市川市だと「立候補予定者事前説明会」)に参加する
選挙管理委員会が、立候補の届出手続や選挙運動についての注意事項などを説明します。
※市川市では、この会で書類が配布されるとのこと。

(2) 立候補届出書類の事前審査を受ける
選挙の公示または告示日に提出する立候補届出書類について、事前に選挙管理委員会で誤りがないか審査します。

(3) 立候補を届け出る
選挙の公示または告示日に選挙管理委員会へ立候補届出書類を提出し、選挙運動に必要な書類や物資を受け取ります。

 立候補届出書類には、以下があるようです。なお、主に延岡市のサイトを参考にしましたが、その他の市の情報が混在しています。

【立候補届出書類】

●候補者届出書
●供託証明書
※供託金とは、立候補者に法務局へと預けさせる、ある金額の現金など。売名などの理由で無責任に立候補することを防ぐ制度でで、選挙で一定数の票を得れば返却される。
※市川市議会議員の場合、供託金の額は30万円らしい(Twitter情報)。
●宣誓書
●戸籍謄(抄)本又は全部(一部)事項証明書

●出納責任者選任届
●選挙事務所設置届

●住民票
●常用漢字使用承諾書
●候補者経歴調査票


選挙管理委員会については、市川市のサイトで次のように説明されています。
 選挙管理委員会は、4人の委員により構成されています。
 委員は、選挙権を有する方で、人格が高潔で、政治及び選挙に関し公正な識見を有する方の中から、議会において選出されます。

 人格が高潔。なるほど……

【立候補の届出】

●立候補の届出期間は、選挙期日の告示のあった日の1日だけ
●立候補の届出書の記載と添付書類に問題がなければ、選挙長はこれを正式に受け取り「公職の候補者」が誕生
●立候補の届出が受理されたら、選挙運動に必要な物品(腕章や標旗など)を受け取り、選挙運動を可能に

 「市議会議員の属性に関する調(令和3年7月集計)」によると、全国の市議会議員の52.8%は兼業のようです。


 「ほかの仕事もやりながら、議員の仕事も行う」というのが半数以上だったのです。
 市川市議会議員選挙は来春とのことですが、候補者が兼業か専業か、兼業ならどんな仕事を持って議員を目指しているのかなど、チェックしても面白そうですね。
 
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