【市川駅南エリア年表】京葉ガス市川工場跡地の開発事業「リーフシティ市川」(2025年8月23日最終更新)

  

JR市川駅南口ロータリーのガス燈



※この記事の初出は『クラナリ』2024年8月5日「京葉ガス市川工場跡地に何ができるんだろう? 京葉ガス市川工場のこれまでとこれから」



京葉ガス市川工場のこれまでとこれから

1927(昭和2)年 葛飾瓦斯株式会社設立

1928(昭和3)年 市川工場が操業を開始。石炭で都市ガスを製造(製造工程中にシアン、ベンゼンなどの物質が副生されていた)
石炭から都市ガスを作る過程(石炭ガスの製造過程における排水処理内容より)



1958(昭和33)年 商号を京葉瓦斯株式会社に変更

昭和30年代に撮影された市川駅北口と奥にガスタンクがある風景(提供/市川歴史博物館 『市川市の昭和』いき出版)

昭和30年代に撮影された工場(提供/市川歴史博物館 『市川市の昭和』いき出版)


1960(昭和35)年 石炭によるガス製造を廃止し、原料を全面的に千葉県産天然ガスに転換

1965(昭和40)年 都市ガスの原料に石油系原料(ナフサ)を導入

1971(昭和46)年 市川工場にガス製造設備MRG1号基を設置(以降、2・3号基を順次設置)

1978(昭和53)年 原料をナフサからブタンへ転換

2006(平成18)年 東京電力から天然ガスの供給を受けることになり市川工場の操業を停止後、正式に廃止

2008(平成20)年 市川工場の地上部の設備撤去が完了

2011(平成23)年 市川市役所建て替え工事開始→市川工場跡地を市川市役所仮庁舎として利用

2020(令和2)年 市川市役所建て替え工事終了→市川工場跡地が更地に
開発事業が始まる京葉ガス市川工場跡地から見たI-linkタウンいちかわ

2022(令和4)年 市川市へ宅地開発事業計画相談書を提出し、宅地開発事業計画相談結果通知書を受領

2023(令和5)年 近隣住民から愛称を公募

2024(令和6)年 愛称が「リーフシティ市川」に決まったと発表
リーフシティ市川 ザ・タワー(千葉県市川市市川南2丁目89番1他<地番>)販売開始(9月上旬の予定)

【公式】リーフシティ市川 ザ・タワーより

【公式】リーフシティ市川 ザ・タワーより

 リーフシティ市川 ザ・タワーは、地上29階、高さ104.15m、延べ面積75,642㎡。 I-linkタウンいちかわ ザ・タワーズの高さ160m(ウエスト)と130m(イースト)よりは低いのですが、「タワマン」に分類されます。

2025(令和6)年3月 市川市立大洲小学校(仮称)教室棟増築工事請負仮契約を締結

 リーフシティ市川 ザ・タワーの建築に伴い、市川市立大洲小学校は鉄骨造で2階建ての教室棟を増築することが決定しました。確か、遊具があったところだと記憶しています。


2025(令和6)年8月 商業施設のテナント募集

 イオングループのサイトでは、次のように掲載されていました。
(仮称)イオン市川南

店舗面積: 6,921㎡
建物構造(売場): 2階
テナント数:6店舗





 



 
■参考資料
京葉ガスのあゆみ

市川工場跡地等における土壌調査の結果と対策の実施について

新庁舎建設(市役所本庁舎の建て替え)について

京葉ガスが工場跡地を再開発 分譲マンションや商業施設、広場など JR市川駅南側に整備へ

京葉ガス市川工場跡地の愛称「リーフシティ市川」に

リーフシティ市川 ザ・タワー
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