【2026(令和8)年9月21日台風25号】印旛沼堤防決壊など災害の長引く影響
2026(令和8)年9月21日、台風25号の接近に伴って千葉県や神奈川県などで大雨が降りました。
千葉県市川市については道路冠水は令和8年8月千葉豪雨のほうが被害範囲が広かったのですが、千葉県全体では台風25号による土砂災害などで影響が長く続き、一連の被害について国は激甚災害に指定する方針を発表しました。
土砂災害(市川市)
21日13:57に、警戒レベル4避難指示が出ました。
警戒レベル4 避難指示(土砂災害)の発令についてレベル4土砂災害危険警報の発表(21日13時57分)に伴い、市内北東部、北西部に土砂災害に関する警戒レベル4「避難指示」を発令しました。土砂災害の危険性が高まっています。がけ地付近にお住いの方は、直ちに安全な場所へ避難してください。
市川市災害ポータルサイト
大柏小学校の南側で土砂災害が発生しました。大柏小学校の南側は、国土地理院地図では「崖(段丘崖」となっているため、がけ崩れと考えられます。
| 出典:治水地形分類図|国土地理院、一部改変 |
台風明け梨畑は無事でしたが、大柏小学校の下の崖が崩れました。近隣の方は注意して下さい。#台風
本校のプール側の階段を降りて武蔵野線方向に少し進んだところで、土砂崩れが発生しました。これにより、道路が通行止め(保護者、自転車も)となっています。黄色コース、緑コースの基となる道路ではありませんが、住居の位置により崖下を通っているご家庭は、24日以降、安全に気をつけつつ迂回をして登校させてください。
内水氾濫(市川市)
市川市災害ポータルサイトで、冠水情報などが発表されました。
21日10:00
道路冠水情報(9月21日午前10時00分現在)現在、市内各所で道路冠水の情報が入っています。通行の際はご注意ください。・鬼高3-12~13地先・鬼高3-28-16 Shops前・原木2-15-15地先・原木3-17-14・市川南1-5-20地先・市川南4-10-7地先・動植物園西側道路・東菅野5-4-27地先・田尻少年広場前・堀之内1-19-7地先・須和田1-11-4地先・須和田2-9-11地先・二俣2-13
21日17:25
警戒レベル4 避難指示(内水)の発令についてレベル4土砂災害危険警報の発表(21日17時25分)に伴い、田尻・高谷・原木・二俣地区に、警戒レベル4「避難指示」を発令しました。内水ハザードマップを確認し、低い土地や地下など、浸水の恐れのある場所にお住まいの方は、建物の上階など安全な場所に避難してください。浸水の恐れがなく、自宅が安全な場合は避難する必要はありません。
| 出典:内水浸水想定区域図、一部改変 |
21日17:45
道路冠水情報(9月21日午後5時45分現在)現在、市内各所で道路冠水の情報が入っています。通行の際はご注意ください。・鬼高3-12~13地先・鬼高3-28-16 Shops前(交通規制中)・鬼高3 鬼高歩道橋(交通規制中)・原木2-15-15地先・原木3-17-14・原木地下道(交通規制中)・市川南1-5-20地先・市川南4-10-7地先・市川南2-9-4 市川南自治会前道路・県道283号(産業道路)大洲中学校~市川広小路(交通規制中)・動植物園西側道路(交通規制中)・東菅野5-4-27地先・菅野4-18 アーデル通り マルエツ市川菅野店前交差点(交通規制中)・田尻少年広場前(交通規制中)・田尻3-9(交通規制中)・堀之内1-19-7地先・須和田1-11-4地先・須和田2-9-11地先・曽谷2-33 弁天池公園前道路・二俣2-13・南大野2-3-19 大柏出張所前道路・塩浜3 ボルボ・カー市川前道路(交通規制中)
市川市災害ポータルサイト
妙典・行徳・南行徳エリアについては、市川市災害ポータルサイトへの掲載は「塩浜3 ボルボ・カー市川前道路」の1件のようでしたが、道路冠水は発生していました。
15時過ぎにお店を閉めて帰りました。長靴を履いて行きましたが、思った以上の冠水状態。みなさまも、このあと充分気をつけてください。
妙典橋を妙典川に降りてすぐの道路冠水なかなかでした。皆様お気をつけて、、
台風25号の影響で、JR市川塩浜駅前が冠水。 今現在駅前の雨水は引いたものの、国道357号線は一部通行止め、新浦安駅に抜ける一本道も通行止め… 車両冠水は免れたものの、どうやって都内へ帰ろうかと思案中。 #台風25号 #市川市 #市川塩浜駅前 #冠水
氾濫(千葉県)
2026(令和8)年9月17日に、台風25号が来るのを見越して、印旛沼の排水が始まっていました。
しかし、台風25号が去った1日後の9月22日、まず、北印旛沼(成田市船形干拓)、角川(成田市下方)で堤防が決壊し、周辺で大規模な浸水被害が発生しました。そして、長門川(印旛郡栄町酒直)の堤防の一部で決壊が確認されています。
| 出典:熊谷俊人千葉県知事のFacebook2026年9月26日 |
印旛沼の堤防決壊で、ソーラー発電が浸水し、発火しました。
千葉県印旛郡酒々井町では、県内の事業者が土砂を持ち込み、高さ数十mの盛り土となって長年放置されていました。台風25号の影響で盛り土が崩れて排水路に流れ込み、水の流れを止めました。そのために、近所の開運団地(千葉県酒々井町馬橋)で冠水・浸水が続いていました。
酒々井町の住宅地の冠水、盛り土崩壊が原因と確定。崩壊は南酒々井駅〜榎戸駅間にある成田屋前踏切のすぐ横(開運団地の北側)に位置する事業者ヤード。台風25号の豪雨により、この場所にあった高さ数十メートルにおよぶ放置盛り土が崩落し開運団地のすぐ北側を流れる排水路(暗渠・馬橋川上流)を完全に遮断し、逃げ場を失った雨水が団地側に逆流して深刻な冠水を引き起こしています。このエリア、ソーラーパネルまでありますね。
Googleマップのストリートビューで、ソーラー発電と盛り土らしい場所がいくつか見られます。
通行止め(千葉県)
通行止めになっている区間は、以下のとおりです。
9/22:133区間
9/23:87区間
9/24:79区間
9/25:73区間
国道464号(印西市~成田市)が冠水で通行止め。JR内房線に並走する県道287号も通行止めで、長期間再開できない見込みとなっています。
| 出典:千葉県防災 |
停電(千葉県)
東京電力によると、9月24日現在の停電軒数は1万4050軒とのこと。26日に投稿された熊谷俊人千葉県知事のFacebookでは、大多喜町・鴨川市、市原市・木更津市・君津市の内陸部など房総の中央部で8000軒前後でした。
鉄道運休(千葉県)
JR東日本は土砂流入などの被害を受け、9月23日、千葉県内各線区の運行計画を発表しました(以下の図)。
内房線(姉ヶ崎~木更津間)は復旧まで少なくとも3か月程度、総武本線(榎戸~成東間)は1か月程度かかる等の長期化の見通しが示されています。復旧に時間がかかる区間は、28日以降の代行バス輸送を検討中とのこと。
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