市川駅北口にかつてあった「市川マーケット」

 JR市川駅周辺では、現在、京葉ガスの市川工場跡地などが、「リーフシティ市川」という愛称で、開発が進んでいます。
 以前はガスタンクがあったのですが、以前の『クラナリ』編集人は撮影すること自体に興味がなかったため、画像を持っていません。
 ちなみに、ガスタンクの画像は、「市川在住」というブログにありました。

 「ああ、撮影することに興味を持っていれば」と悔やまれるのが、「市川マーケット」。ここにひさご亭があったので、餃子を買いに行っていました(今は市川大野店が残っています)。
 『クラナリ』編集人が足を運んだのは、市川マーケットの解体が決まった頃だったため、建物がかなりボロボロの状態でした。
 
 下の写真は、1971年(昭和46年)の市川駅北口の様子です。キャプションで「市川マーケット」「小島時計店」が存在したことがわかります。


『写真で見る わがまち市川』(中津攸子 郷土出版社)


 また、市川マーケットの写真が見られるのが、以下のブログです。



 小島時計店については、以下のサイトに写真があります。
 『クラナリ』編集人は、小島時計店の2階で電池交換をしてもらったことがありました。今は廉価なものも多く、100円ショップでも販売していますが、昔は時計は高級品でした。そのためでしょうか、小島時計店の内装も高級感があり、非常におしゃれでパリッとした高齢の男性が、慣れた様子で作業をしていました。

 小島時計店があった場所は、現在はデイリーヤマザキ市川駅北口店です。

 また、近所にあった大杉書店は、今年の5月31日に閉店。大杉書店の入いっていた大杉ビルは、以前は1階と2階が書店でした。それが2019年3月29日に1階が松のや市川店になり、書店は2階だけになりました。

 こうした状況から、駅前からは飲食店以外の個人経営のお店が少しずつ減っていき、チェーン店と置き換わっていることがわかります。
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