市川市大百科事典 あ 赤潮 あかしお
赤潮 あかしお
植物プランクトンの異常な増殖によって、海水の色が赤褐色や茶褐色などに変わる現象。
赤潮の原因として、以下の説がある。
○窒素・リンの増加による富栄養化
○高水温(赤潮を引き起こすプランクトンは水温25~30℃で活発に増殖する)
○日射量
○陸水や降雨による塩分濃度の低下(溶存酸素量が大きくなって活発に活動する)
赤潮の原因となる植物プランクトンが有害物質を出すほか、植物プランクトンを食べる動物プランクトンの増殖が溶存酸素量の低下を引き起こすため、魚介類は被害を受ける。
東京都内湾は、春から夏にかけ、赤潮の発生が慢性化している。
参考資料
- 東京都内湾 赤潮発生状況についてhttps://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/water/tokyo_bay/red_tide/red_tide
- 赤潮対策について(高水温期に要注意)https://www.pref.nagasaki.jp/shared/uploads/2018/11/1543300327.pdf
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