市川大百科事典 ね  ネオ・トウキョウ・プラン

ネオ・トウキョウ・プラン

 1959(昭和34)年7月29日に産業計画会議委員総会で発表された『東京湾2億坪埋立についての勧告』に盛り込まれた、以下を骨子とする計画。実現していたら市川市の一部は「江戸川・船橋区」になっていた。

○鹿野山(かのうざん、君津市にある山)と鋸山(のこぎりやま、富津市にある山)を崩して、房総半島を平地にする
○鋸山を崩す際には、核爆発を利用する
○東京湾の3分の2に当たる2億坪を埋め立てる
○埋め立て地を新首都「ヤマト」とする

ネオ・トウキョウ・プラン( 『東京湾2億坪埋立についての勧告』より)



 「ネオ・トウキョウ・プラン」を中心となって取りまとめた加納久朗(かのうひさあきら、1886-1963)氏は、日本住宅公団(現・UR都市機構)初代総裁や千葉県知事を務めた。

 『東京湾2億坪埋立についての勧告』は、一般財団法人電力中央研究所のサイトにPDFがある。
第7次勧告「東京湾2億坪の埋め立てについての勧告」(編/産業計画会議 ダイヤモンド社)



    参考資料

    • 『東京湾2億坪埋立についての勧告』

    クラナリ 2025/06/30


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