市川大百科事典 い 市川ほおずき市

 市川ほおずき市 いちかわほおずきいち 




 毎年、7月末の土日に手児奈霊神堂(市川市真間4-5-21)で開催される祭り。市川ほおずき市実行委員会(真間商店連合会)が主催で、雨天決行。
 会場の手児奈霊神堂は、JR総武線市川駅北口または京成線市川真間駅から徒歩約13分に位置し、駐車場はない。トイレは境内に1カ所。
手児奈霊神堂

 鮮やかな赤い実をつけたほおずきの鉢が、風鈴とセットで販売されるほか、手児奈太鼓の演奏が行われ、地元商店会による焼き鳥、焼きそば、たこ焼きなどの屋台も並ぶ。


 灯籠流しは、真間小学校前の手児奈橋で行われる。
手児奈橋

 1979(昭和54)年に「お祭りで地域を盛り上げよう」と、ほおずき市が浅草に次いで市川でも企画された。そのときの代表世話人は次のとおり。
●真間稲荷神社奉賛会 総代
●市川東葛信用金庫 理事長
●市川商工会議所 会頭
●市川市観光協会 会長

 協賛は次のとおり。
●市川市
●真間商店連合会
●市川よみうり新聞社
●京成電鉄㈱

 ほおずき市にふさわしい場所として、手児奈霊神堂が選ばれた。

 見どころの一つは1985(昭和61)年に始まった「灯籠流し」。土曜日の19時から始まり、先祖の霊を供養するために川に灯籠が浮かべられる。
 橋の上では弘法寺の僧侶による読経が行われる。


クラナリ 2025/07/15

※写真はすべて2018年開催時に撮影


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