市川大百科事典 あ あいねすと

あ あいねすと

 2020(令和2)年9月にオープンした行徳野鳥観察舎の愛称で、市川の頭文字Iと、愛、鳥の巣・安らぎの場所という意味の英語のNESTを掛け合わている。
 住所は、市川市福栄4-22-11。


あいねすと(市川市行徳野鳥観察舎)(2025年7月8日撮影)



 1970(昭和45)年に、宮内庁の新浜鴨場を含む83ヘクタールが、近郊緑地特別保全法で行徳近郊緑地に指定された。新浜鴨場に隣接する行徳鳥獣保護区は56ヘクタールである。
 千葉県は、自然保護施設の造成を計画し、宮内庁は13ヘクタールの土地を千葉県に移管した。1976(昭和51)年に市川野鳥の楽園が造成。
 1979(昭和54)年に、千葉県が鉄骨造り3階建ての行徳野鳥観察舎を設置。

行徳野鳥観察舎の様子(公の施設の見直し方針の進捗状況等より)

 老朽化と耐震性の問題から、千葉県は2015(平成27)年12月末で行徳野鳥観察舎を休館し、2018(平成30)年4月に廃止した。
 既存施設を解体した跡地に、市川市の施設として、木造2階建ての市川市行徳野鳥観察舎が建設され、2020(令和2)年9月に利用が開始された。




参考資料


    クラナリ 2025/07/10


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