団地と高齢化 ~ 高度成長期に一気に宅地化した曽谷小学校区の場合
| 曽谷第三団地(出典:市川市) |
市川市内で、人口が少なく、高齢化率が高くなっている地域の一つが、曽谷小学校区です。
![]() |
| 赤の小地域は高齢化率が高く人口が多い(出典:2020年国勢調査 jSTAT Map) |
| 250mメッシュで見ると、升目状に道路が走っている地域で高齢化率が高い(出典:2020年国勢調査 jSTAT Map) |
市川市立曽谷小学校の児童数は343と、市川市内では少ないほうから数えて7番目となります。曽谷小学校区は人口が少なく、市川市の資料によれば、65歳以上の年齢の割合が、32.9%です。3人に1人が高齢者ということになります。
昭和に市川市が管理を開始した曽谷第一・第二・第三・第四団地はあるものの、総戸数は90戸のため、高齢化率への影響はさほど大きくなさそうです(大町の団地は総戸数が393戸)。曽谷小学校区の高齢化率の高さは、1967(昭和42)年から1977(昭和52)年までに、水田から住宅地へと一気に変わった曽谷5・7・8丁目が関係しているように思えます。
下の地図を見比べると明らかですが、青ピンが立っている曽谷小学校の周辺が10年で激変しました。
曽谷5・7・8丁目の団地(住宅団地)から国鉄(当時)市川駅までは、比較的平坦な道が続くため、この団地の住宅を買った人は自転車を使って駅まで移動したのではないでしょうか。
1970年代は、国鉄市川駅前の違法駐輪が問題視されていたようで、市川市文学ミュージアムには取り締まる様子の写真が所蔵されています。

Leave a Comment