一番堀・二番掘・三番堀問題

  JR市川駅の南側からJR本八幡駅の南側に伸びる道路が、何本かあります。

 その道路は、北から順番に、以下の通称があるようです。

〇一番堀(ゆうゆうロードとルチアのところで交差する道、『クラナリ』では「ルチア通り」) 

〇二番掘(ゆうゆうロードとセオサイクルのところで交差する道) 

〇三番堀(ゆうゆうロードの大野蒲鉾店の南側から大和田方面に伸びる道) 

現在のJR市川駅南側 今昔マップより


 名前に「堀」がつくだけに、もともとは水路だったのではないかと。


 1917年(大正6年)頃の地図を見たところ、市川駅の南側は一面田んぼ。

1917-1924年頃の市川駅南側 今昔マップより


 その中に、今の一番堀・二番掘・三番堀と合致するラインの地図記号があるのですが……


 この地図記号が何を指しているのかが、わかりません!

 破線と波線。破線は徒歩道で波線が水路としたら、「堀」と呼ばれたのだと容易に想像ができます。

 ちなみに、水田が広がっている地帯には、水路の横に道がある光景は珍しくありません。


 それにしても今の一番堀は、道幅が狭い上に、車道に電柱がせり出していて、車がすれ違うときは低速でもスリルを味わえます。

 ちなみに、JR市川駅の北側には、狭くて車道に電柱にせり出しているだけでなく、見通しの悪いカーブがある道路があり、もともとはリアカー道だったのかなと推測しています。
 古い街並みが残っているところだと、車と歩行者とのすれ違いさえ危険な道がありますよね。

 以前に、松戸市在住の知人に「市川って、道が悪いよね」と言われて、「松戸の人に言われたくないよ」と内心思っていました。ただ、やっぱり、市川はけっこう道が細いですね。

■参考資料

市川市 会議録 (2013年12月 第5日目 2013年12月17日 )
http://www.city.ichikawa.lg.jp/cgi-bin/kaigi.cgi?filename=kaigi_131217.txt&count_c=259


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